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Alvar Aaltoが1933年にデザインした、北欧デザインのアイコンとも言えるStool60。90年近く時を経ても、世界中で使われ続けているのには、理由がある。

その理由は、やはり汎用性の高さ。円形のデザインは、角形に比べ、設置場所を選ばない。また、丸椅子としては、やや広めのφ345mmは、ローテーブルとしても機能し、スタッキングも可能。ノックダウン式のシンプルな構造は、棚効率が良く、ロジスティクスの観点からも経済的。

形状は変わらずとも、その時代にあった座面の塗装やデザイン、材質という可変性の高さも長く愛される所以かもしれない。

無垢材で経年を楽しむのも良いけれど、天然素材として再び注目されているリノリウム仕様の座面がオススメです。10年使用しても塗装面は全く変わらない。

桜の季節に気持ち良い、世田谷美術館にて、「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話」が開催中ですね。

【スコープ別注】アルテック / スツール 60 3本脚 リノリウム スコープ [artek / Stool 60]

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